フリージング実践編

ほうれん草は栄養価が高い食材なので、鉄分不足が気になる離乳食後期以降は特に積極的に取り入れたい野菜のひとつです。茎の部分は赤ちゃんには固いので、初期、中期は葉先のみを使うようにします。ほうれん草をすりつぶしたり裏ごししたりするのは意外と大変なので、まとめて作ったものを冷凍ストックしておくと便利です。

ビタミンCをはじめ栄養豊富なブロッコリーは、離乳食にも是非取り入れたいところ。離乳食では基本的に穂先の部分を使います。後期以降なると、軸や茎の柔らかい部分が混ざっていても食べられるようになります。茎をスティック状にしてやわらかくゆでれば、手づかみ食べの練習にもなりますね。

独特の苦みがあるピーマンは、離乳食に不向きなイメージがありますが、実は離乳食初期から使える野菜です。ただ、ピーマン独特の苦味を嫌がる赤ちゃんもいるので、食べにくそうにしているようだったら無理に与える必要はありません。

離乳食ではトマトの皮を取り除いてから与えますが、「湯むき」という方法で簡単に皮をむくことができます。「湯むきなんてやったことがない…」という方のために、ミニトマトを使った湯むきの方法を写真付きで詳しく解説しています。

煮るとやわらかくなるにんじんは、離乳食初期から使いたい野菜のひとつ。火を使わなくても、炊飯器でお米を炊くついでに楽に下ごしらえすることができます。また、ゆでてスティック状にしたにんじんは、手づかみ食べの練習にもピッタリです。

加熱するとトロトロにやわらかくなるなすは離乳食向きの食材で、初期から使えます。皮は固いので、むいてから使いましょう。赤ちゃんに食べやすいなすの下ごしらえ方法や冷凍保存の方法、レシピを紹介します。

栄養満点のトマトは離乳食初期から使えますが、皮を湯むきしたり種を取り除いたりと下ごしらえの方法に工夫が必要です。この記事では、離乳食にトマトを使う際の調理法や冷凍保存の方法についてまとめています。