独特の苦みがあるピーマンは、離乳食に不向きなイメージがありますが、実は離乳食初期から使える野菜です。
ただ、ピーマン独特の苦味を嫌がる赤ちゃんもいるので、食べにくそうにしているようだったら無理に与える必要はありません。
「栄養豊富な野菜だし、離乳食に取り入れたい!」という場合は、おかゆや甘みのある野菜と組み合わせると食べてくれるかもしれません。
また、普通の緑色のピーマンよりも、赤や黄色のパプリカの方が甘みがあるので食べやすいようです。
新鮮なピーマンの選び方
ピーマンはへたがピンとしていて、つやと張りがあるものを買い求めるようにします。
下ごしらえ
ピーマンはヘタ、種を取り除き、熱湯でやわらかくゆでます。
その後薄皮をむき、各時期に合わせた大きさに刻んで使います。
ピーマンやパプリカには表面に薄皮があります。離乳食中期ごろまでは薄皮をむいてあげましょう。ゆでた後冷水にとると皮がむきやすくなります。
時期別フリージングの方法と使い方
初期
【冷凍方法】
やわらかくゆでて薄皮をむき裏ごししたピーマンを、製氷皿に1食分ずつ小分けにして冷凍します。
【解凍・調理法】
レンジで解凍・加熱してから使います。
中期
【冷凍方法】
ピーマンをやわらかくゆでて薄皮をむき、2~3mm角のみじん切りにします。製氷皿に1食分ずつ小分けにして冷凍します。
【解凍・調理法】
レンジで解凍・加熱するか、凍ったまま煮物やスープなどに加えて使います。
後期
【冷凍方法】
やわらかくゆでたピーマンを5~7mm角のみじん切りにし、ジッパー付き袋に薄くのばし入れて冷凍します。
【解凍・調理法】
レンジで解凍・加熱するか、凍ったまま煮物やスープなどに加える。
完了期
【冷凍方法】
ピーマンをやわらかくゆでて1cm角のみじん切りにし、ジッパー付き袋に薄くのばし入れて冷凍します。
【解凍・調理法】
レンジで解凍・加熱するか、凍ったまま煮物やスープ、炒め物などに加えて使います。
ピーマンを使った離乳食レシピ
白菜とピーマンのおかか和え (後期)
里芋だんごの和風あんかけ (後期)
赤ピーマンと春雨のスープ (完了期)
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