離乳食を進める中で、「なにもかも順調だった!」という方はきっといらっしゃらないと思います。
みんな何かしら悩んだり不安に思ったりしながら、頑張っているんですよね。
私自身、今は子ども達3人ともモリモリ食べるようになりましたが、離乳食を作っていた当時は悩みが尽きませんでした。
そんな当時の離乳食の悩み体験談を、時々書いていきたいと思います。
今離乳食作りに奮闘している方々にとって、ちょっとでも励みになれば嬉しいです。
離乳食をちゃんと食べてくれない…
第一子である長男。
現在は成長期真っ盛りで、好き嫌いもなくよく食べる中3男子です。
そんな長男の離乳食時代…。
何が一番大変だったかというと、遊び食べでした。
せっかく一生懸命作っても、ちっとも食べてくれない。
おっぱいも飲まないし、栄養は足りてるのかな?
心配でひと口でも多く食べさせようと頑張るけれど、なかなか食べてくれない。
今となっては笑い話ですが、長男にもそんな時期がありました。
遊び食べがひどい長男。私、試されてる?!
息子の場合、一番遊び食べがひどかったのは11ヶ月頃。
おとなしく食べるのは最初の5分くらいで、それ以降はすべて「ブーッ!!」と吹き出してしまいます。
それだけならまだしも!
飛び散ったご飯粒を指でつまんで遊び始めるのです(涙)
「どうして食べないの??」とイライラすることもありましたし、調理方法が良くないのかと工夫もしました。が、どうやっても食べてくれない…。
いつの間にか無理に食べさせようとしてしまっていて、そんな私に勘付いてかおもしろがってなのか、よけいに遊び始めてしまったりすることもありました。
1回の離乳食に1時間以上かかる…
あまりに食べてくれないので、しだいに離乳食の時間になるたびに憂鬱な気持ちになっていました。
「用意した離乳食はちゃんと食べさせないと、栄養不足になるかもしれない」と思っていたので、完食するまで粘って食べさせていました。
もちろん遊びながら食べているので、1回の食事に1時間以上かかっていましたし、それだけ時間をかけてもあまり食べてくれないまま終わってしまうこともありました。
もちろん3回食なので、1日のうち3時間ほどを長男の離乳食に付き合っていたことになります(涙)
遊び食べの対処法
完璧を求めない、ダラダラ食事させない
長男の遊び食べが続いて悩んでいた時、同じくらいの月齢のお子さんを持つママさんと話す機会がありました。
そのお宅では、30分経ったら切り上げる、など時間を決めてダラダラ食事を続けないようにしているそう。
「その時は少々食べなくてもお腹が空けば次は食べてくれるだろう」と、臨機応変にやっている、と。
その時、ハッとしたんです。
いつの間にか私、離乳食を食べさせる時に怖い顔してる…。
「少しでもたくさん食べさせなきゃ!」という気持ちが強すぎて、楽しく食事をすることを忘れていたんですね。
それからはなるべく笑顔で楽しく、無理強いはしないことを心がけました。
例え用意した食事の半分も食べなくても、遊び始めてどうしようもなくなったら食事を切り上げるようにしました。
すると、何でもかんでもブーッと吹き出す事はいつの間にかなくなりました。
ほとんど食べていない状態で「栄養面、大丈夫かな?」と心配になる日もありましたが、おなかが空けばそのうち食べますし、母乳やミルクも飲んでいるので、離乳食を多少食べなくても栄養が極端に足りなくなることはないんですよね。
遊び食べはしばらく続きましたが、「おなかが空けば必ず食べるんだから」と、楽に構えるようにしました。
手作りにこだわらない。市販のベビーフードも取り入れてみる
栄養バランスや彩りに気を使って作った離乳食。
せっかく頑張って作ったのに食べてくれないことが続くと、イライラも倍増してしまっていました。
そんな時は、市販のベビーフードに頼ってみると少し気持ちが楽になりました。
師版のベビーフードは赤ちゃんに食べやすい工夫がされているので、長男もしっかり食べてくれることがありました。いつもと違う新鮮さもあったのかもしれません。
そして私自身も調理の手間が省けるので、たとえ食べてくれなくてもガッカリ感が少なかったんですよね。
「今日の離乳食、何にしよう?」とメニューを考える手間と、実際に調理する手間がなくなることで、気持ちにかなり余裕ができました。
離乳食の遊び食べは個性だった?!
長男は食が細いタイプなようで、離乳食期を過ぎても小食でした。
現在、長男は食べ盛りの中学生。
もちろん私よりもたくさん食べます!ごはんはいつも大盛りです(笑)
ですが、食べる速度はゆっくり。がっつくように食べるというよりも、よく噛んでゆっくり自分のペースで食事を楽しんでいます。
離乳食時代から10数年たった今になって思うのは、
離乳食を遊びながら食べたり、食べるのに時間がかかっていたりしたのは、長男の生まれ持った性質だったのかもしれないなぁ
ということ。
当時は
「他の子はよく食べてるのに、なんでうちの子は食べないの?」
「離乳食本に書いてある量なんて、全然食べられない」
「食べるのに時間がかかりすぎる!食べさせるのが大変…」
と焦って神経質になっていましたが、もっと気持ちを楽に構えていてもよかったのかもしれませんね。
コメント